サラリーマン筋トレのブログ

地方在住サラリーマンです 2人の子供を育てながら筋トレしています 自己ベストベンチ120kg スクワット160kg  デッド180kg

【筋トレで鍛えた筋肉は使えない】は半分くらい合っている

こんにちは(^^)/cheesekです

 

僕は筋トレをかれこれ3年ちょいやっています。ベンチプレスも調子いいときは100kgを8回できるようにはなりました。部活も何もせず、ただ家でネトゲばかりやっていた学生の頃に比べて運動能力は各段に上昇したのではないか?と思います。筋トレを始めた初期はランニングもしていて、週に2回くらいは10㎞走っていたので持久力も上がっているのではないかと考えています。

 

筋トレをしているとたまに言われる言葉があります。それは、

 

「筋トレで付けた筋肉って役に立たないんじゃないの?」

 

です。これは僕の中では確かにそうでもあるし、そうでもない場面もあるというのが僕の中の感触です。筋トレでつけた筋肉は使える!ときっぱり言えないし、そのまた逆も断言はできないということです。

 

今日はそうした話について書いていこうとおもまーす!!

 

 

 

 

1.筋肉が使えるとはどういうことか?

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まずよく筋トレをしていない人が言う「筋トレで鍛えた筋肉は使えない」の使える使えないの指している所を明確にする必要があります。これはおそらくスポーツに使える、日常生活で使えるということを指しているのだと考えられます。

 

例えばめちゃくちゃムッキムキのビルダーさんがある日突然サッカーをしないか?と誘われたとしましょう。その時にサッカーが上手にできるかという話だと思います。しかしサッカーに誘われたボディビルダーは元々サッカーが得意であれば上手にできるでしょうが、元々サッカーが得意でなければもちろん活躍することはできないでしょう

 

その筋肉量からとてつもない運動能力を期待させてしまうわけですが、その期待を裏切ってしまうから使えねーなと思ってしまうのです。


ボディビルダーの体力測定 (須山翔太郎選手)

 

これは人々の使える筋肉という考えと、ボディビルダーが日々一生懸命筋肉を付けている目的のベクトルが違う方向を向いていることから起きるギャップなのです。一般の人達が考えるのは筋肉=運動能力が高いというイメージであり、筋肉ムキムキのマッチョ達に運動能力の高さを期待してしまうことが使えない筋肉だと言わしめるに至らせてしまうのです。

 

反対に筋肉をつけてマッチョになる人達のベクトルはひたすら筋肉を付けること、あるいは重いものをどれだけ持ち上げられるかという所に向いているのです。つまり重いものを持ち上げたり、突然路上で裸になり女性にキャーキャー言われることに適した筋肉を付けているということです。重い筋肉の鎧をまとったマッチョ達がサッカーのフィールドに出て行ったところで、のそのそとイケメンサッカー男子の後を追いかけるしかありません。

 

2.本当に筋トレで付けた筋肉は使えないのだろうか?

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では筋トレで付けた筋肉は本当に使えないのだろうか?その答えはNOです正しく言うと使える場面が存在するというのです。その場面というのは大きなパワーを必要とする場面ということができます。

 

例えばジャムの瓶のフタが開けられないときや、買い物をしすぎて荷物が多すぎる時、引っ越しで重いものを運ばなければいけない時等です。筋肥大のためにはより重い重量を扱わなければならないという鉄則があります。大きな筋肉はパワーを出すのに適しているということです。パワーが必要な場面ではその筋肉は使える筋肉として役立つことになるでしょう。

 

 

3.筋トレは競技能力向上にも役に立つ

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またもう1つ圧倒的に筋トレが効力を発揮する場面があります。それは競技能力向上のために付けた筋肉は使えるということです。例えば野球なんかでバットのスイングする力を強くするために上半身を鍛えたとしましょう。鍛えたあかつきにはパワーが上がり間違いなくスイング能力は向上します。

 

大谷翔平や松坂大輔も筋トレを自分の競技能力向上に役立てています。アメリカではそういう考え方が主流の様です。やはり野球をするためにはより遠くに球を運ぶためにパワーが必要であり、より速く投げるためにパワーが必要なのでウェイトトレーニングを役立てているみたいです。現に大谷翔平はとてつもない活躍をしていますよね。

 

イチローが筋トレをやりすぎると身体の可動域が狭くなりダメだという話をしていたということも聞いたことあります。これはイチローのスタイルが走攻守バランス良く活躍するという方向性を向いているから筋トレをガンガンやる必要はないという考えに至っているのだと思います。

 

イチローと大谷の野球スタイルは明らかに違いますよね?イチローは筋肉は大きく、めっちゃくちゃパワーがあるわけでもないけど技術を極限まで高めてバランスよく活躍しています。比べて大谷は筋トレで鍛え上げたパワーを活かして、より速い球、よりダイナミックなバッティングを実現しています。スタイルの方向性による違いです。どちらが間違ってどちらが正しいということは言えないと思います。ここでもベクトルの違いで使える使えないといった議論が生じているのです。

 

4.筋トレで付けた筋肉は使えない時もあるが付けて損はそんなにない

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筋トレで筋肉を付けることで皆さんに損があるかというとそこまで損はありません。むしろメリットのほうが多いと思います。

例えば筋肉をつけることで引き締まってたくましい体を手に入れることができます。男性の皆さんがカッコイイと思う悟空の様な体になれる日も来るかもしれません。

また、マッチョ好きの女子からモテるということだってあるわけです。さらに重いものが持てるようになったり、筋肉が増えてたくさん食べても太らなくなったということもあるかもしれません。

 

↑ガリガリのほうが数的には優勢だが、かわいい子は全員マッチョと回答 

 

「筋トレで鍛えた筋肉は使えない筋肉だ」と言うやつのことなんか放っておいてください。確かに僕は今やマッチョとなりましたが、昔から苦手なサッカーは苦手のままです。筋肉がついてサッカーもできるように見られてそれが期待外れになってしまうのですね。もちろんサッカーが元々得意な人は筋肉を付けたとしても下手になることはありません。

 

筋トレで鍛えた筋肉は使えない!と言われることもありますが、ベクトルの違いによる偏見は皆さん気にしないようにしましょう!!そんなことよりも筋トレで得られるメリットのほうが断然多いのです。みなさん考えてみてください。社会人になって自分の苦手なスポーツをする機会がどれだけありますか?学生時代は嫌でもバスケをやったりサッカーをやることはありましたが、、、

 

それよりも普段仕事をしていて、鍛えた体を賞賛されることの方が多いはずです。妬みで言う人のことなんか置いといてボディメイクしましょう!