こんにちは(^^)/cheesekです。
僕は現在ベンチプレス110kgちょい挙げることができます。これがすごいのかすごくないのか、正確にはよくわかりませんが、初心者からすれば確実にすごいと思います。僕だけでなく、みなさんも自分はベンチ〇〇kg挙げられるけどみんなどれくらいなんだろ?すごいのかな?と気になる方も多いと思います。今日は、筋トレ歴3年半、公共のジムに3年、エニタイムフィットネスに半年行った僕が考えるベンチプレス番付表を公開したいと思います。
筋トレニート:10kg~30kg
ベンチプレス番付表の最下層にいる人たちが筋トレニートです。この人たちは番付表の中には一応入れたものの、ほとんど筋トレを経験したことのない人、ちょっとダイエットのために腹筋をやったことがあると言う人たちです。
ここの層には多くの女性や、男性の中でもひ弱な草食系男子たちがこのポジションに属します。ベンチプレスで10kg~30kgというと重りは一切つけず、バーだけの重さになります。もちろん重りを一切付けずに男性がやっていたらとても恥ずかしいことです。
この層の人口は、一般人女性+ひ弱な男性陣なので全体の50%近くの人がこの層の人たちと言えるでしょう。この層に入っているから早く脱出しなきゃ!と思う人はまずいません。なぜなら筋トレに興味が無い人が多いからです。バーベルすら持ったことない人も多数います。
この層に入る人→一般人女性、草食系男子
筋トレ新入社員:30㎏~60㎏
新入社員の皆さんようこそ。ここはベンチプレスの記録で役職や給料が決まる会社です。筋トレ新入社員のゾーンに入った人達は、何らかの形で筋トレを始め、初めてバーベルを握りベンチプレスをしてみた人たちです。
僕も大学生の時に初めてベンチをやってみたのですが、初めは50kgを3回あげるのが精一杯でした。昔「アイシールド21」というアメフトの漫画があったのですが、そこに出てくるガリガリの主人公が初めてバーベル(20kg)を持ち上げてつぶれてしまう場面がありました。
僕も50kg3回上げられるくらいだったので、20kgでセットを組んでもちょうどいいくらいというのが最初のスタートでした。これくらいの時は、自分があまりにもヘボすぎて人目を忍んで筋トレをしていた時期でした。
一般的に、成人男性達が挙げる平均値は40kg程と言われています。それより弱ければ30kg、強ければ50~60kg。今はベンチプレス150kgとか挙げる超人でも最初は一般男性だったのですから、誰しもがここからのスタートです。筋トレ新入社員頑張れ!まずは3か月!3か月持たずに辞めていく人たちはたくさんいるのです。
ちなみに女性でもこのゾーンに入る人はいます。浅田真央ちゃんもベンチ40kg挙げるとか挙げないとか。すごスギィ!
この層に入る人→一般人男性、力の強い女性、浅田真央
筋トレ中堅層:60kg~90kg
筋トレを1年続けた諸君、君は晴れて新入社員を卒業し、中堅層へと突入します。
まだ役職はつかなくとも、会社にとっては立派な戦力。筋トレには3か月、半年、1年という壁があってそれぞれのターム毎に結構な人が辞めていくんですよね。しかし1年も続ければ、それはほとんど習慣として定着したと思っていいでしょう。
早い人だと1年でベンチプレス100kg到達する人もいますが、普通は1年で60kg~90kgが普通でしょう。僕も1年で90kg1回が限界でした。でも100kgはいかないとはいえ、この層に入れば体つきも変わって、筋トレ知識もついてきて、ジムでは一目置かれる存在にもなってきます。
周りの筋トレしてない人からも、なんかお前すげえ筋肉あるなぁとか言われるようになります。100kgまでの道のりはあと少し!あきらめずに頑張りましょう。
筋トレ係長:90kg~120kg
筋トレ歴が2年~3年となり、あなたも晴れて役職がつくようになりました。このレベルになるとあなたにも部下がつくようになります。僕も現在ベンプレ110kgですが、この前ジムで僕より少し上の年齢の人に「今度教えてください」と声をかけられるようになりました。筋トレYOUTUBERのカネキンさんも動画投稿初期~中期の頃はこれくらいのMAXで、徐々にファンも増え始めてきていた頃でした。
筋トレ係長になれば、筋トレ人口の中でも中の上くらいの存在になってきます。ベンチプレスだけでなく、デッドリフトやスクワット、さらに自分だけのこだわりのマニアックなトレーニングなどもやっている頃になるでしょう。サプリメントもプロテインだけでなく、BCAAやクレアチン、お気に入りのウェアを着て、すっかりジムの住人。筋トレライフスタイルを満喫しています。
しかし、この時期から停滞期を迎える人も多いのかもしれません。僕もかれこれベンチ110kgで1年半程停滞しています。ジムにいてもベンチ120kgを超えてくる人と遭遇するのは数か月に1度のみです。会社でも、係長に昇進する人はそこそこいるけど、やはり課長に上がるのはもっと大変になってきます。このポジションで甘んじるのかさらに野心を抱いて出世するのか?これは皆さんの思いにかかっています。
この層に入る人→エリート高校球児、エリート柔道部、小島よしお、オードリー春日、cheesek
筋トレ課長:120kg~150kg
ついにきました。課長の登場です。課長といえば、課のトップ。課といえば、会社の機能の1部を担う重要な存在。そこのトップなわけです。課長が変な課長であれば、その会社は衰退していってしまいます。これからのフィットネス界の未来がかかっているわけです。
筋トレYOUTUBER界の人たちはこのレベルの人が多数います。カネキンさんもこの前140kgを挙げたばかりですし、shoさんやKtMさんもこのゾーンに位置します。
筋トレ歴でいうと5年~10年といったところでしょうか。これくらいのレベルになれば、トレーナーもできますし、筋トレで飯が食っていけるかもしれません。しかし、筋トレを始め5年、かけてきた労力とお金はハンパないものになります。途中で何人もの同僚が諦めていく姿を見ながら、「おれは、おれは、、、」とひたすら自分の肉体を極めるために走ってきたのです。
ここにたどり着く人たちは、全人口のうち0.2%くらいしかいません。ベンチプレス100kgを挙げる人が日本人口の1%と言われるので、そのさらにごく一部の存在。町中を歩けば、衣服からあふれんばかりのオーラが放出され、町ゆく人たちから異質な存在の目、あるいは羨望の的として見られるでしょう。5年間己の体にエネルギーを蓄積し続けてきたのです。そこには美しさも見いだせます。
この層に入る人→カネキンさん、shoさん、ktmさん,五輪アスリート、フィジーク大会優勝者、魔裟斗、金子賢
筋トレ部長:150kg~200kg
お次は筋トレ部長です。部長クラスとなれば、どんな大企業でも数名のみしかたどり着けない高み中の高み。部長の一声が会社を左右しますし、社員の士気にも関わります。部長が通れば、ヒラリーマンたちはひれ伏すことでしょう。
もちろんそのような筋トレ部長はジムでも同じ。圧倒的なバルクを誇りながらも、キレのある体。何年鍛え上げればあのような体になるのか、その途方もない作業には強靭な精神力が必要になります。
ベンチプレス200㎏を挙げるためには160kgを10回挙げる必要があります。160kgといったら20kgプレートを左右あわせて6枚と10kgプレート2枚という計算になります。そんなものを10回も挙上できるなんて、、、、、
この領域になると日本人全人口1億人のうち100名ちょいいるかいないかというレベルになってきます。体も、ほぼ悟空みたいな体つきになってきて、通り過ぎるだけで恐怖を覚えるほどです。僕も生涯のベンチ目標を150kgに設定しています。何年かかるかわかりませんが、努力の積み重ねで到達したいと思っています。
この層に入る人→筋トレユーチューバーJINさん、くうしばさん、ボビーオロゴン、室伏広治、パッション屋良
筋トレ役員:200kg~300kg
筋トレ役員。社長の右腕となり、社長の意思を会社に反映させるもの。僕が3年半筋トレ生活を続けてきてこの領域の人はまだ一人も見たことがありません。まったく漫画の世界です。
これくらいの重量を挙げる人は間違いなくボディビル界かパワーリフターの頂点であり、身体づくり産業をけん引する人。僕たちが日ごろ用いている筋トレの理論構築者である人もいると思います。
日本にこのレベルの人が少ないとしても、実はフィットネス先進国であるアメリカなど欧米では、ベンチプレスを200オーバーする人はそれなりにいるのです。ボディビル大会の世界最高峰ミスターオリンピアを前人未踏の8連覇を成し遂げたロニーコールマンもこの領域です。ちなみに彼の記録は295kgだそうです。
いつか動画でみたことあるのですが、片手100kgはあるかと思われるダンベルをなんとプレスしていたのです。僕では30kgが限界なのに、、、、
完全に人間離れし、人ならざる者になってしまう領域がこの層です。
この層の人→ロニーコールマン様
筋トレCEO:ベンチプレス300kg~
遂にCEOのご登壇です。パンパカパーン。会社では唯一無二の存在CEOです。僕も社長の姿は入社式以来1回も見たことありません。有無を言わさず筋トレ界トップの人物です。その考え方は、地上にいる我々は理解し難く完全に浮世離れ、ぶっ飛んでいます。
かの亡きスティーブジョブズCEOもiPhoneを作り世界中の人たちの生活スタイルを変えることに成功しました。10年前から考えれば、ガラケーが主流で、スマホ何それ美味しいの?状態。CEOは会社を変える力があるだけでなく、世界を変えてしまう力があるのです。
実はこの日本にも、ベンチプレス300kgオーバーの超人が僕の知る限りでは2人存在しています。頂点に君臨する2人
その2人とはパワーリフターである、三土手大介先生と児玉大紀先生です。このお二方の考えやお姿を最近はYOUTUBERで拝見できるようにもなりました。20kgプレートを16枚付けてのベンチプレス、シャフトが悲鳴を挙げる中、フルパワーで挙げる姿は本当に人類か?と疑ってしまうほどです。
まとめ:自分の現状を把握して目標をたてよう
いかがでしたか?自分がどのポジションにいるか把握できましたか?まず初心者はベンチプレス100kgを目指せというのですが、筋トレ界において100kgというのは係長くらいの位置なのです。100kgはすごいというけど、まだまだ中級層の位置なんですね。
本当に少数派の位置まで食い込もうとするならぜひベンチ150kgを目指してください!時間はかかると思いますが、ここまで行けばかなりの玄人レベルです。自分の位置を見つめなおし、目標を持って取り組み続けましょう。僕も筋トレは一生の趣味にするつもりです。